第42回
日本臨床皮膚科医会
近畿ブロック総会・学術集会

会頭挨拶

開催のご挨拶

謹啓 時下 貴社いよいよご隆昌のこととお慶び申し上げます。

2026年11月29日(日)に第42回日本臨床皮膚科医会近畿ブロック総会を神戸で開催させて頂く事になりました。本会は医会ということで学会とは呼称されていません。参加している医師はあまり違いを気にせず参加しているかもしれませんが、医会ゆえに、より臨床的でかつ日常的に高頻度に活用可能な話題を主体とすることを念頭にプログラムを構成しました。皮膚科医は毎日様々な疾患を診ていますが、実は同じ疾患の患者がたくさんいます。勿論、患者によって同じ疾患でも症状や程度は異なりますが、基本的には同様の治療を行います。しかし、皆さん開業してお気づきの様にありふれた疾患でも簡単には完治しません。病院勤務の際も同じように感じていたのですが、クリニックは敷居が低いせいか、少しでも治らないと再診となります。今日と同じ治療を明日はする訳には行かないなと思うこともしばしばです。今回のテーマは、『明日の皮膚治療』です。患者さんが次回来院された時に治療の効果が出ていなかったらどうするべきか、明日もしくは近い将来どういう治療ができるのかをテーマにしたいと考えています。さらに、今回は兵庫県独特の異なる地域特性から発生する様々な疾患についてテーマを活かして検討したいと考えています。兵庫県は日本海側もあり、太平洋側もあり、大きな島もあり、歴史上5国に分類されています。同じ県の中でも風土・疾患の特徴も異なるそれぞれの地域で奮闘されている皮膚科医により特徴的な疾患や日頃困ることの多い治療についてご講演を頂きます。日常たくさんの患者・疾患に向き合わねばならない臨床皮膚科医にとって有意義な議論ができる講演になることを願っています。ランチョンセミナーでは、痒疹をはじめとする痒みで苦しむ疾患への最新で最善の治療について、中東遠総合医療センター皮膚科部長の戸倉新樹先生にご講演頂きます。午後のスポンサードセミナーでは、京都府立医科大学大学院医学研究科皮膚科学教授の福本毅先生に、皮膚疾患に関する話題だけでなく明日を担う皮膚科医の育成も含めて、先生が立ち上げた地域とともに創る、若手が育つ皮膚科学教室と炎症性皮膚疾患外来の詳細をお話し頂きます。また、教育講演では、長年にわたり皮膚癌と真摯に向き合ってきた兵庫県立がんセンター皮膚科部長の高井利浩先生に、主に皮膚悪性腫瘍の治療について我々の知識をupdateして頂きます。とにかく、聞いてよかった、楽しかったと思える会を目指しています。学会参加のもう一つの楽しみでもある食に関しても、ランチョンのお弁当は肉や魚介類など神戸の特色を生かしたもの、また、午後のスイーツブレークでは、神戸名物のシュークリーム、プリン、バームクーヘンなど多数のスイーツを用意しております。三宮駅からは地下鉄で1駅、タクシーでも5分ほど、新神戸駅からは徒歩2分のアクセスの良いANAクラウンプラザホテル神戸での開催です。皆様、ぜひ現地に足を運んで頂ければ幸いです。

謹白

令和8年1月吉日

第42回日本臨床皮膚科医会近畿ブロック総会・学術大会   
会頭:尾藤 利憲   
(神戸市 びとう皮膚科クリニック)